子育てに科学とロマンを

269号 28年5月2日発行

五月、晩春
園庭の築山から見渡す山々は、若葉に山桜が色付きやさしい色合いで心が和みます。
震災から五年経ち、子どもたちは春を探しに散歩に出かけます。
「カエルがいたよ!」「みて~!」と小さな手ににぎられているつきし、たんぽぽは給食の食卓に飾られました。
五月のお節句、柏もちづくりでは、岡山県津山市のもち草を使うことにしました。
今年度は、22名の新しいお友だちを迎えひよこ、すずめさんの子どもたちが多く、久々に賑やかな新年度を迎えました。
一ヶ月経ち少しづつ園生活にも慣れ、朝のお母さん、お父さんとのお別れにも“バイ バイ!” “いってらっしゃい!” 笑顔で見送れるようになってきているようです。
日中、あそびの様子を見ていると水道の蛇口に指を入れてあそびだす子、どろんこであそんでいる仲間を遠目でじっと見ていた子もみんながいなくなり恐る恐る足を入れてみたり、リズムを少しづつまねっこしはじめたお友だちもいるようです。

はじめて子どもさんを預けるという大きな不安を持ちながら職場に向かっているお父様、お母様、子どもたちは一日一日成長しています。ご安心ください。何か心配なことがありましたら担任、職員に声をかけて下さい。

お願い(土曜保育について)

 土曜日の保育は、午後6時までとなります。
原則は、ご両親とも仕事で保育に欠けるお子さんのお預かりとなります。職員も週40時間の労働基準法を守るために土曜日は交替休み性をとっております、よろしくお願いします。(保育申し込み、土曜日で締切となります)

東北ブロック春の研修会(花山 H28・4・16~17)の感想

始めて東北ブロックに参加させていただき、さくらんぼ会の保育をより深く感じる事が出来ました。齋藤先生は、どのような人で、どのような保育をしてきたのか、講演を聞いて学ぶことが出来ました。私は、齋藤先生の保育を、ほとんど知らずに保育の学校で学んできましたが、いわき・さくらんぼ保育園に来てからは、さくらんぼ会の保育の素晴らしさを日々、感じています。 私たちが普段、何気なく描いている絵にも、発達を知るポイントがあり、成長を見ることが出来る ことも、改めて知ることができました。 1歳から5歳の絵を順に見ていき、年齢ごとに、点から線へ、線から、円を描くようになり、年長になると、背景、色も加えることが出来るようになるということを、自分の目で確認することで、自分の知識が少し増えたように思えました。 また、私が、いちばん印象に残っているのは、さくらんぼ会に入ったばかりの園では、キャラクターを描いている事が多いが、これから、たくさんあるので、勉強をして、日々の保育の中でも学んでいきたいと思いました。
 

 

今回も参加させていただきありがとうございました。
絵を見て、自分なりに感じたことは、さくらんぼ保育を取り入れて、歴史の長い園と歴史の浅い園では2才児の絵から上にあがるつれて違いがあったことです。
もちろん、歴史の差だかえではないとは思いますが、少なからずあるのかなと思いました。
質疑応答の中では、P.27の2歳児の道具を使った遊びを大人が率先して行うということの話で、使える重さ、大きさは何となくわかっていましたが、砂場の場所、土の質も関係することを知ることができました。自分が担任している1歳の砂場もねん土質で掘りにくいので、遊びやすい砂があるところへ意識して誘うようにしようと思いました。
 

 

今井日出子氏「さくら・さくらんぼ保育の源流に学ぶ」の講演の感想、斉藤公子先生の命日7年目の日に偶然か必然か驚きを感じました。
生涯学ぶ事を大切にしてみようと思います。
自分自身を成長させることで、信頼関係が育ち、子供達を知ること。
子どもの思いを尊重し、自分の思いを子供に押しつけることなく、子供との接点を考えようと思いました。
お話の中に遅い子には遅い食事をつくってまつ。臨機応変にみることの大切さ、おおらかさ、訪ねてくる方にも振舞う、多めにおかずをつくりおかわりを食べてもらう。この心いきすてきです。公子先生の人柄をかんじました。
これからも、努力し、より多くの子供達が「おかわりください」といってくれる様おいしい心のこもった給食を提供していきたいです。
 

 

 〇16日の今井先生の話で心に残ったことは、何気なく言った言葉が、子どもにとって保育士側のおしつけになっていないかと斉藤先生に指摘された、というエピソードです。自分の言動もふり返って気をつけようと思いました。また保育士が子どもの姿をどのようにとらえるかで子どもの発達に違いが出るという話。子どものよさを発見し意欲につなぐことのできる声かけを探っていきたいと思いました。

〇たたかいごっこについての話題がでていました。遊びの中だから感じられること、大きくなってから考えが深まることもあるのではないかと思いました。
文化も清濁いろいろあって生まれている思うので…
但し、子ども時代だからこそ何を選び制限するかは大切だと思います。

 

 

5月の予定

2日(月) 柏もちづくり、5才M
4日(水) 蔵持まつり
6日(金) 4才M、運・協
7日(土) 田植え、職・会、0才発達相談
赤チャンサークル、公開保育
10日(火) 遠足(平田村) 新人研修
11日(水) 3才児部会
12日(木)、13日(金) カレンダー会議
14日(土) エイサー(好間保育所) P.M.3:30~
16日(月) 園長会議(郡山)
18日(水) 3才M
19日(木) 2才M、内科検診
20日(金) 年長(登山)
21日(土) 0才児懇談会
20日(金)、21日(土) 2才児部会
23日(月) 0才M
25日(水) 1才M
27日(金)~30日(月) 春の全国研修