子育てに科学とロマンを

265号 27年12月8日発行

園庭を賑わせてくれていた真赤な南京ハゼ。美しい木々や葉もすっかり姿を消し冬を迎える準備を整えました。
(11/4)乗馬体験(4~5才)好間保育所、のびのび園、さくらんぼ保育園の子どもたちが園庭二周ゆっくりと歩く馬の動きに合わせ脱力した感じで乗ることができました。
 年長さんは翌日「葉山カントリークラブ」へ行って走る馬を見学です。
”タニアン”を見つけ「タニアン がんばれ!」と子どもたちの完成が広い牧場に青く高い空に響きわたりました。まるで時間が止まったかのようにも感じられました。
(11/7,8) 二日間に渡り”秋まつり”もちつきが行われ、33臼がつき上がりました。おじいちゃん、お父さん、お母さんのご協力があり、子どもたちもおいしいイベントでは”マジックショー”あり、雑魚塾の歌ありみんなで歌えてたのしかったですね!
今年は特におじいちゃんたちから正しいもちのつきを伝授して頂く事を目的としましたがいかがだったでしょうか?

全国保育実践交流会 秋の研修 いわきで開催!

 2015年11月20日~21日 いわきラトブ産業創造会館会場

初日、P.Mより小野浩さん(さくらんぼOB第1回父母会長)の案内で、草野新平記念館。好間保育所、さくらんぼ保育園を見学です。(参加者72名)

2日目P.M 被災地視察(ならは町~富岡町)181名の参加大型バス4台。
在園児父母 工藤さん他4名の方の案内で宝鐘寺の早川さん(住職)の原発の厳しい現状について貴重なお話を頂きました。

P.Mからいわき市出身の講談師、神田香織さんによる「福島の祈り」と題し、ある父母避難の声、戻りたくとも戻れないと悩む人たちの今を訴える内容でした。迫力ある声と語りで熱いものを感じました。
『原発がもたらしたもの―福島の「いま」と「これから」 安斎育郎先生のお話(安斎科学平和事務所所長、立命館大学名誉教授)』
原発事故から4年半が経ち「いま」何をもたらしているか?さまざまな具体例が出されわかりやすかったように思いました。
21日の最後は、いわき海星高校の生徒さんに寄ります、じゃんがら念仏踊りでした。
あの2011年3月11日、自分たちの仲間、2人の友人の命が奪われ、その供養として震災後、再結成され今も踊り続けている21名の生徒さんたちです。
太鼓と鉦の音がホールいっぱいに鳴り響き、私たちの心にも深くひびきわたりました。

3日目 40年前から宝鐘寺の早川さん達と“反原発”を訴え続けてきた歴史を熱く語って頂きました。
コンサート「でれすけ原発」さくらんぼ卒園父母数名からはじまり今現在10名で活動されているいわき雑魚塾の皆さん。一曲一曲の歌にたくさんの想いが感じられ会場の皆さんも涙していました。
 今回研修の最後になりましたNPO法人ルワンダの教育を感える会理事長カンベルガ・アリールイズさん「ルワンダの悲劇から学んだ教育の大切さ」二つのふるさとルワンダと福島に生き“子どもたちの夢を笑顔を守るために”をモットーとしているルイズさん”私がやっていることはすべて夢や希望を実現できず亡くなっていった人たちを供養する気持ちがあり、だからどんなに大変でも喜びに感じる。そうやって毎日を生きていきたいと思っています”の言葉が心に残りました。

三日間にわたりすばらしい講師の方々、そして歌、踊り_「今の福島」を十分に全国の皆さんに知って頂けた内容だったかと思います。(参加者364人)
(アンケートでは大好評でした)