2020年12月の給食だより
師走に入り、今年もあと1ヶ月となりました。朝、夕の気温が、ぐんと下がってきましたが、朝はたき火をして手を温めたり、いただいてきた柿で干し柿を作ったりと冬を満喫しています。各クラスの軒下には干し柿のカーテンを見ることが出来ます
今月のお弁当の日は12/2(水)です。
※一品のおかずは"ひじき煮"です。
宜しくお願いします。

お米ができるまでの貴重な体験
5月…年長さんと職員、地域の三浦さんや波立さんに手伝ってもらい田植えをする。
9月後半…稲刈り(カマを使って手で刈り取る)
はせ木に掛けて乾燥→脱穀(はせ木に掛けられた稲をコンバインまで運び脱穀)
11月…精米、そして25日に収穫祭
無事に収穫できたのも太陽(日光)や、雨などの自然の恵みであったり、地域の方の力(代かき等、田植え前の準備や田んぼの水の管理、精米までのその都度の協力)があってこそ。
収穫祭では様々なものに感謝して大切に新米を使いたいと思います。
収穫祭で使う梅干しは年長手作り!
また、豚汁に使う味噌もとんび組の時に仕込んだものです!
こちらも楽しみです。
◎保育園の給食について
<食育目標>
安全で安心して食べられる食事を通じ、食べる子との意欲を育て、豊かな心と丈夫な体をつくる。
<食事の内容>
・和食中心
・素材に気をつける
・手作りを基本とする
お弁当と一品おかずについて
保育園では、毎月第一水曜日を給食研究日とし、お弁当の日になっています。給食についての話し合いや試作等を行います。
行事(遠足)などによっては日程が変更する場合もありますが、その時はお知らせ致します。
お弁当作りについて
保育園では冷凍食品や加工食品(ウインナー、かまぼこ等、レトルト食品)は添加物の問題などから使用しておりません。ご家庭の食事やお弁当を作る際もご配慮の程、宜しくお願い致します。
また、果物はおやつ時に出されますので、お弁当には入れず、その分、その分野菜のお浸しや煮物等のおかずをお願いします。
◎離乳食につきましては、中期食までは保育園で用意致します。お弁当は後期食よりお願い致します。
保育園のお弁当の日に、その中のおかずい一品だけ指定させていただき、「今月の一品おかずは○○○」ときゅうしょくだよりの方にお知らせしております。目的は指定することで、保育園の料理を覚えるきっかけになったり、子どもたちも同じものが入っていたりすると喜んで普段食べないものでも食べられたり。父兄の方からは一品決められていると考えるおかずも一品考える事がなくて助かるとの声も聞かれます。
保育園でのレシピも載せますが、我が家流でも構いません。宜しくお願いします。
かみかみサラダ
<材料 4分>
・切干大根 4g
・ごぼう 5g
・もやし 13g
・人参 3g
・きゅうり 10g
・キャベツ 13g
-調味料-
・米酢 2g
・きび砂糖 2g
・しょうゆ 3g
・白いりごま 適量
①切り干し大根を水で戻す(保育園では3才未満児はさっと茹でました)
②ごぼう、人参を千切りしてゆでる。
③もやしも洗ってさっとゆでる。
④きゃべつは太めの千切りにして、軽く塩揉みしてザルにあけておく・
⑥調味料を合わせて野菜と混ぜる。
⑦最後に白いりごまをふって出来上がり。
◎先月、給食で好評でした。野菜も色々はいって、かみごたえもあっておいしいので是非作ってみて下さい。
卯の花煮
<材料 4分>
・おから
・人参→千切り
・ごぼう→ささがき
・油あげ→横二等分後細切り
・糸こんにゃく→短く切る
・ねぎ→輪切り(うすく)
・鶏もも肉
・しょうゆ
・甜菜糖
(作り方)
①鍋に少し少し油を入れ鳥肉を炒め、ゴボウ人参の順で炒める。
②油揚げは一度ゆで、油抜きする。
③糸こんにゃくは、ゆでてアク抜きする。→ザルに空ける。
④なべに①を入れて②、③と水としょうゆ、甜菜糖を入れ煮る。
⑤そこへねぎ、おからを入れよく混ぜ合わせて出来上がり!
舞茸ごはん(9/10予定)
<材料 4~5人分>
・米 2合
・舞茸 50g
・人参 30g
・油揚げ 20g
・しょうゆ 13g
・きび砂糖 少々
※ここに干し椎茸やごぼうなどを入れても美味しい。
(作り方)
①舞茸:洗ってばらしておく
②人参:千切り
③油揚げ:細切り、お湯で油抜きする
鍋に材料を入れて煮る。
④鍋に上記の材料を入れて煮る。
⑤炊飯器に研いだ米と上記の材料を入れて、④の煮汁+水で3合分入れる。
⑥あとはいつも通り炊いて出来上がり。
里芋のそぼろ煮(9/4、9/18予定)
<材料 4人分>
・里芋 170g
・鶏ひき肉 60g
・人参 60g
・生椎茸 25g
・いんげん 20g
・しょうゆ 12g
・きび砂糖 4g
・片栗粉 適宜
(作り方)
①里芋は皮をむき、半分に切る。
②人参は小さめのいちょう切り、生椎茸はスライスにする。
③いんげんは5mmくらいの長さに切って、塩を入れたお湯でゆでる。
④鶏ひき肉を炒め、火が通ったら里芋とひたひた位まで水を入れひと煮立ちさせる。
⑤そこへ人参、生椎茸を追加し柔らかくなるまで煮る。
⑥里芋や人参が煮えたらいんげんを入れ、水溶き片栗粉で少しとろみをつけて出来上がり。
※じゃが芋やかぼちゃでも里芋の代わりになります。
肉まんじゅうの作り方
材料(4人分)
(A)
・小麦粉 80g
・ドライイースト 1.6g
・ベーキングパウダー 2.4g
・甜菜糖 8g
・塩 0.4g
・ぬるま湯 40cc
(具)
・豚ひき肉 80g
・玉葱(みじん切) 40g
・人参 ( 〃 ) 20g
・生椎茸( 〃 ) 20g
・しょうゆ 4g
・塩 1.5g
・しょうが(みじん切) 少々
・ごま油
(作り方)
①ボールに(A)を入れ、よくこねてまとめ1時間ねかせる→発酵し、ふくれます。
②フライパンにごま油をひき、生姜、豚ひき肉人参、玉葱、生椎茸の順で炒め、しょうゆ、塩で味付け冷ます。
③ふくらんだ生地を4等分して丸くのばし具を包み15~20分程蒸し器で蒸して出来上がり。
小豆ごはんの作り方
材料
・米 3合
・小豆 50g
・塩 7gくらい
(作り方)
①小豆を前日に浸水させておく。
②小豆を少し煮てゆで汁に色が出たらザルにあけ、ゆで汁も取っておく。
③米を研いだら、茹で汁をいれ、水を込めの分量の水位まで足します。
④塩を少々足してよく混ぜて炊く。
酢大豆の作り方
材料
・青畑豆 150g
・砂糖 13g
・米酢 60cc
・醤油 30cc
・水 30cc
(作り方)
①青畑豆を浸水させる(1時間以上)
②青畑豆をゆでる→ザルにあける
③ボールにしょうゆ、米酢、砂糖、水を入れよく混ぜ合わせ、ゆでた青畑豆を入れて、半日くらい浸けて出来上がり。冷蔵庫で保存可。子どもたちも大好きです。
食の学習会で作ったメニュー紹介
参加できなかった親さん、ぜひ作ってみて下さいね。
<桜えびごはん>
材料
・米 160g
・桜エビ 7.2g
・あさつき 6g
・塩 2g
・しょうゆ 8g
(作り方)
①米を研いで浸水。
②桜えび、しょうゆ、塩を入れて炊く。
③炊きあがったら、刻んだあさつきを混ぜる。
<鳥肉とごぼうの味噌がらめ>
材料 4人分
・鳥もも肉 200g
・ごぼう 160g
・人参 160g
・板こんにゃく 60g
・いんげん 28g
・生姜 適量
(A)
・味噌 14g
・しょうゆ 6g
・きび砂糖 10g
・揚げ油、片栗粉
(作り方)
①鳥もも肉とすりおろした生姜、しょうゆで下味をつけ、片栗粉をまぶして から揚げを作る。
②ごぼう、人参を乱切にし、ゆでおく。
③こんにゃくは短冊切りにして、湯がく。
④いんげん2cm位に切り、ゆでて水にさらしてザルにあける。
⑤ (A)を合わせておき、からあげと②~④のゆでたものを鍋の中でからめ、少し火を加えて仕上げる。
<酢大豆>
材料 4人分
・青畑豆 80g
(A)
・米酢 24g
・きび砂糖 8g
・しょうゆ 12g
・水 40cc
(作り方)
①前日に青畑豆を1時間くらい浸水させた後、水煮をする。水には沸騰して10~15分で、食べてみて青臭さがなくなったらOK。ザルにあける。
②ボールに(A)を入れ、良く混ぜる。そこにゆでた青畑豆を入れて水を入れ、よく混ぜ、ラップをし冷蔵庫で半日~1日浸す。汁に漬けておけば保存可能。
レシピ
五目豆の作り方 4人分
材料
・豚肉 80g
・人参 60g
・じゃが芋 120g
・ごぼう 90g
・干し椎茸 15g
・大根 90g
・大豆 15g
・醤油 大さじ2/3
・甜菜糖 8g
(作り方)
①大豆は前日に浸水させておき、ゆでる。
(※前もってゆででおいて、冷凍して作りおきしておくと便利です)
②干し椎茸は水で戻し1/4に切る。
③野菜はみなサイコロ状(1.5cmぐらい)に切る
④ナベに干し椎茸の戻し汁としょうゆ、さとうを入れ、ひと煮立ちさせ ごぼう→人参→大根→じゃが芋の順で煮ていく。
⑤煮汁は様子をみて水を足してください。
⑥大豆はじゃが芋を入れる時に一緒に入れて下さい。
味がしみこんだら出来上がりです。
※大豆の代用として水で戻した高野豆腐をサイコロ状に切って入れてもおいしいです。(しいたい子には高野豆腐をオススメします)
<ごぼうのから揚げの作り方>
材料
大根 200g
豚小間肉 40g
長ねぎ 40g
コンソメ 1個
塩 適宜
水 600cc
(作り方)
①大根は大きめの乱切り
②豚肉は適当な大きさに切る
③長葱はみじん切り
④鍋に水をコンソメを入れて沸騰させ大根を入れる
⑤次に豚肉を入れてあくをとりながら、大根がやわらかくなるまで煮る
⑥最後にねぎを入れる
根菜をおいしく食べる
秋は根菜類がおいしい季節になります。秋に収穫される大根や、カブ、人参には活性酸素の働きをおさえる酵素やビタミンEやベータカロチンが備わっています。
ごぼうは食物繊維が多いので便通をよくし悪玉の活性酵素を消去する作用があり、ごぼうのから揚げは子どもたちも大好きなメニューです。
<ごぼうのから揚げの作り方>
材料
ごぼう、生姜、しょうゆ、片栗粉、揚げ油
①ごぼうを細めの乱切りにしてすった生姜+醤油に浸す(20~30分)
②①のごぼうに片栗粉をまぶしてカラッと揚げる。
噛みごたえのあるメニュー
<野香めし> 材料3人分
・米 100g
・もち米 50g
・大豆 10g
塩、適宜
水
(A)
醤油 3g
みりん 2.5g
酒 2.5g
<作り方>
①大豆は前日にから炒りして(A)の調味液+水で浸るくらいの量につけておく。
②もち米も前日に研いで浸水させておく。
③米を研ぎ、もち米と合わせて①のつけ汁を入れ、一合(3人分なら)の水のラインより若干少なめに水を入れ、大豆を投入。
(もち米が入るとやわらかくなるので)
④炊く前に塩を入れ、よく混ぜて炊く水の味をみる。(少し塩気を感じる程度)
⑤炊飯器のスイッチを入れ、炊く。
<わかめ揚げ> 材料1人分
カットわかめ 1g
小麦粉 18g
片栗粉 2g
ベーキングパウダー 0.5g
ごま 0.5g
小女子 3g
砂糖 2g
塩 0.2g
揚げ油
<作り方>
①カットわかめを水で戻し水分を切る。
②材料を全て合わせ水分を水で調整しながら混ぜる。
③揚げ油を熱し、スプーンで落とし揚げて出来上がり。
<ライスせんべい> 材料2人分
・残りごはん 100g
・醤油 適宜
・しらす 20g
・桜えび 10g
・油 適宜
<作り方>
①ごはんにしらすと桜えびを混ぜる。
②クッキングシートで①を挟み、上から麺棒でうすくのばし(手で押してもOK)、オーブン又はフライパンで焦げ色がつくまで焼き、醤油をぬる。
③それをひっくり返して裏も焦げ色がつくまで焼く。おこげみたいでおいしいよ。
◎さくらんぼの「五目きんぴら」のつくりかた
(材料)5人分
・ごぼう 100g
・人参 75g
・うど 100g
(入れない時はごぼうを200gに)
・豚肉
・こんにゃく 75g
・ピーマン 25g
・甜菜糖(砂糖) 4g
・しょうゆ 20g
・白いりごま 少々
・ごま油 適量
<作り方>
①ごぼう、人参、うどを太めの千切りにし、ごぼうは水にさらし、うどは酢水につける。
②こんにゃくも同じように切るか、小さいお子さんには小さく切ったり、入れなくてもよい。あく抜きでないものは一度ゆがく。
③フライパンにごま油をひき、豚肉を炒め、ごぼう、人参の順で炒める。調味料も入れる。小さい子の場合は、少し水を足して煮る感じにする。
④ごぼう、人参に火が通ったら、うど、こんにゃく、ピーマンを入れて炒める。味見をし、調味料で微調整する。最後に白いりごまをふり、出来上がり。
お弁当作りに際しまして…
保育園では冷凍食品や加工食品(ウィンナー・かまぼこ等やレトルト食品)は添加物の問題などから使用しておりません。
お弁当にもご配慮の程、お願い致します。
また、果物はおやつ時に出されますのでお弁当にはその分煮物やお浸しなどのおかずをお願いします。
※ただし、遠足の場合のみ、お楽しみとしてお弁当時の果物をOKとしています。
※また、離乳食のお子さんは初期・中期までは保育園で作りますので担任にお声掛け下さい。
さくらんぼ保育園の給食
食育目標:食事を通じて、子どもの意欲を育て豊かな心と丈夫な体をつくる。
食事内容:和食を中心とし、旬のものを使い、手作りを基本とする。
3才以上児も主食のある完全給食です。なので3才未満児と同様に温かいごはんやううどん、赤飯などが食べられます。
アレルギーをお持ちのお子さんについて
医師より除去食の支持が出されている方は、園の「アレルギー食申請書」を記入し、提出してください。(半年に一度提出)
給食食材についてのお知らせ
震災から3年が経過し、以来給食について福島県産の食材は使用しておりませんでした。今回、会議により、放射能検査で県内産の食材から検出されていないことから、市場からの県内野菜をいわき市などの検査で配慮をしながら使用していくことになりました。しかし、今まで同様、なるべく遠方のものを使用し、食材1つ1つ産地を確認していきますので御理解の程、宜しくお願い致します。
◎給食研究日について
毎月1回、給食の担当者が献立や子供たちの様子について話し合ったり、園長が入って保育側からの意見などを聞くミーティングがあります。そのため、その日はお弁当をお願いしております。
子供たちは月に一度のお弁当がとても楽しみです。
ご協力、よろしくお願い致します。
※保育園では冷凍食品やウィンナーかまぼこ等の加工品は添加物の問題もあり使用しておりません。お弁当を作る際にも配慮していただけますよう、お願い致します。
お弁当についてはまた、号外として給食だよりを発行いたします。
食生活の中から被爆の影響を減らすには。
予防医学の見地から、銅、亜鉛、マンガン、鉄などのミネラル類の摂取がDNAを傷つけるのを防ぐのに役立つといわれています。また、ビタミンCも効果があることを実験により確かめられています。ビタミン・ミネラルというと、ゴマ、マメ、ワカメ、野菜、魚、しいたけ・・・(マ)(ゴ)(ワ)(ヤ)(サ)(シ)(イ)。
また、リンゴや柑きつ類に含まれるペクチンは、体内の放射性物質を絡み付けて排出する作用があります。これらの食材を給食でも活用していますが、おうちでも頭の隅において活用していただけたらと思います。
(作り方)
①小豆を前日に浸水させておく。
②小豆を少し煮てゆで汁に色が出たらザルにあけ、ゆで汁も取っておく。
③米を研いだら、茹で汁をいれ、水を込めの分量の水位まで足します。
④塩を少々足してよく混ぜて炊く。