子育てに科学とロマンを

282号 29年6月6日発行

若葉が香るさやかかな風、園庭の木々の葉が踊りだし子どもたちは元気に出かけます。

新入園児の子どもたちも園生活も2ヶ月経ち朝のお別れの泣きもなくなり笑顔でお父さんお母さんを見送る姿が見られるようになり、ひと安心というところです。

年長さんは連休中(5/4)地域の方々といっしょに蔵持まつりに参加させて頂きました。子どもたちは自分たちで作ったおみこしを担ぎ“ワショイ!ワッショイ!”元気なかけ声を聞いて近所のおじいちゃん、おばあちゃん顔を見せてくれました。大人が担ぐ本物のみこしは重くてすばらしい物です。

「お父さんがんばれ!!」と子どもたちの声援があり大人はもうひとがんばりと町内を練り歩きます。

(5/20)年長父母の方々の助けを頂きながら(40分程)田植えを体験できました。そして(5/22)卒園児の小松崎正吾くんがプロとして所属している“鼓動”園庭の四方にセッティングされたいくつかの太鼓、子どもたちは園庭の真ん中が客席です。ござに正座してどこから登場するのかみんなキョロキョロ!ドキドキ!!聞こえてきました。太鼓の音…すばらしい演奏と正吾くんのお話をじっと聞いている子どもたち感動の連続ステキなひと時でした。

<給食だより>より

先月22日、保育園に「鼓動」の方が演奏に来園しました。その際、保育園の給食を食べてもらい、メンバーの一人の小松崎正吾くん(卒園児)が「保育園の納豆懐かしい・いまもおやつに砂肝とか出るんですか」と言っていました。20年経っても覚えていてくれて嬉しく、今いる子ども達にもまた頑張ろうと励みになりました。

さくらんぼ卒園生

パラリンピック日本代表で出場活躍している車椅子バスケット選手 豊島英(あきら)くんが6月24日さくらんぼに来て下さいます。多くの参加お待ちしています。

春の全国実践交流に参加して

今年度の春の研修は751人の参加でした。

 『春の全国実践交流に参加して』

5月26日~28日の3日間、約750名がさくらさくらんぼ保育園がある深谷市に集まり、全国の各ブロック毎の報告、算段が行われました。

毎年前年度年長会員の絵が並べられ2日間かけて実践報告が行われるのですが、今年は0才児の実践報告や給食小規模保育の現状、講演会、学習会講座、歌やリズム…と盛り沢山の内容でした。実践報告の中で“自信のない”と子どもを表現してしまう事に対し、自分が子どもだったらどうか、保育士が最初は同じ(自信がない)ではないか、とありました。

私達が何年もかけて経験を積み重ねていくように、子ども達も6年の月日をかけて自信が育っていく事を改めて感じました。

各ブロックの実践を聞き、目の前の子ども達の姿と重なる部分もありたくさんの事を学べた3日間でした。

あっという間に過ぎてしまう年長さんの1年ですが、子ども達の姿から沢山のことを学び、過ごしていきたいと思います。 

 

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 『春の全国実践交流へ参加して』

実践を聞いた中で印象に残っているのは、茨城の実践でした。「これなあに!」という知りたい気持ちを図鑑を用いて、子どもたちと一緒に見て調べながら取り組んでいったという内容でした。本物を与えたり本物を見せるという事を、普段の保育の中でも散歩で虫や花、木の実に触ったりかいでみる等、五感からの刺激も大切にしています。

図鑑で調べて知っていくのは、小学生からも学べるように思います。子どもに与えるものを改めて考える場にもなった事で学ばせてもらいました。

 

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実践報告や、大田先生の「子ども一人一人がちがい、ユニークな魂をもった存在」広木先生の「子どもから出発する保育」とのお話から、子どもの気持ちに気づき、そえる思いやりの心や、共感できる感性をもてるよう、日々の保区や学びを大切にしていきたいと思いました。

また、坂山先生の戦争体験の涙ながらのお話に、平和の大切さと知り、学ぶ必要性を感じました。貴重な研修となりました。

ありがとうございました。 

 

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6月の日程

2日(金)~(土) 1才児部会

5日(月) 5才M、保育文化会議

6日(火) いちご狩り(2才~5才)

7日(水) お弁当の日、給食M、2才児部会M

8日(木) 4才M、コロッケづくり

9日(金) 運・協

10日(土) 0才発達相談、1才児懇談会

12日(日) 3才M

13日(火) 防災訓練

14日(水) 麦の会

15日(木) 0才M

16日(金) 歯科検診(10:00~)

19日(月)~22日(木) 交通安全教室、園長会議、カレンダー会議

24日(土) 保育参観、講演会、総会

26日(月)~28日(水) 年長合宿(会津)

30日(金) いわ短生見学(20名)