248号 26年8月4日発行

今年は早めのプール開き

 東北地方も梅雨明けとなり、本格的にプール遊びに入りました。顔がつけられた!もぐれた!とび込めた!水中で目を開けられた!泳ぐことができた!ことの喜びが子どもたちひとりひとりの自信となり、子どもは変わる。さくらんぼの保育の中で大事にしていることの1つです。
どの年れいの子どもたちも秋に向かう大きなステップとなることでしょう。
 今年も岡山県から車で17時間もかけ、松浦さんがさくらんぼも樹木の剪定に来て下さいました。
7月7日から一週間、早朝4時半に起床され園庭の木々を一本一本丁寧に見てまわり、手を入れて頂きました。
庭の中心にある"ナンキンハゼ"は除染のため二度に渡り樹皮を剥いで朝の布で囲い寒い冬を越し、春になりどうにか元気に葉を増やしてくれました。
 赤チャンぐみの芝生のケヤキの木は震災後、伐ってしまい、あきらめていましたが、今3本の小さな芽を出し生きようとしています。
強い根が、鋭気を蓄えていたのでしょうか?これからが楽しみです。

植物の成長にまず必要なものは、根を這わせる空間、そして太陽(光)、水、養分、空気です。
元気な木とは、地上部の力10あるとすると、根部も力10あると考える。苗木を植える時には、大きな穴を掘り、水をたっぷり(朝・夕)あげ、日差しが強い時には傘をさしてあげ、肥料をあげる。

(0才児の伐られた木)
 人間だったら手足を切断されたようなもの→要看病、要介護

(庭木と仲良くしよう)
 葉・枝・幹・根・土、それぞれの木を見る。元気(勢い、張り)があるか?どの木も日光が充分あたっているか?繁りすぎているところはないか?異常があればその木を丹念に見ていく。

◎動物は、自ら移動できる。
植物は動けないが知恵を出して生きています。大きな違いはありますが、営みです。生物ですから本質的なところは同じです。いずれも目的は子孫を残していくことです。

 松浦さんのお話を聞かせて頂き、子育てしていく中で共感できる部分がたくさんあり、又 再確認できたように思いました。
植物というのは、根から育ちがはじまり、根は着実に成長していてしばらくすると芽を出し葉をつけ、花や実を実らせていく。ヒトとして生まれ、人間として成長していく、大切な土台づくり、伸びようとする強い根っ子づくりの時期がこの乳幼児期であること。この乳幼児期に"根"を伸ばすとは、視覚・聴覚・触覚・味覚の五感を発達させ豊かな感性を育てていく大切な時期であると改めて考えさせられました。

8月の予定

1日(金) 5才M、運・協
2日(土)~4日(月) 合・研(福岡)
4日(月) 4才M
7日(木) 3才M
8日(金) 2才M、1才父母学習会
11日(月) 1才M、防災訓練
13日(水)~15日(金) 協・保
18日(月)・19日(火) 主任部会
20日(水) 特別支援セミナー
23日(木) 夏まつり
27日(水)~29日(金) 年長合宿(西会津)