第238号 25年12月2日発行

子育てに科学とロマンを

収穫祭!!

  今年、春5月…年長さんは、父母の方々のお手伝いを頂き、昨年より倍の広さになった田んぼで『田植え』が行われました。
そして秋、10月稲刈り、11月には脱穀_籾摺りを体験することができ、今年の収穫はうるち米65kg、もち米55kgでした。
 11月14日 園内での収穫祭です。つばめさんは、豚汁用のこんにゃくをちぎり、焼いもの係です。 とんびさんは豚汁の野菜の皮引き、涌井と櫛田はさんまの丸干しを焼きながら釜で米炊き。“はじめチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いても蓋とるな”の言葉に忠実に行う。(年に一度なのでなかなか難しい)___一粒一粒のお米が立っていてピカピカに光っておいしそう!

年長さんは大忙しです。野菜を刻み炊けたお米でおにぎりを握り、なんと120ヶできました。(塩、ごま) 又、お楽しみの1つ、釜に残ったおこげにおしょう油をたらし、赤チャンから年長さん ひと口づつ頂きます。これが又おいしいんです。
ということでみんなが作ったさんまの丸干し、にぎり飯、おしんこ、豚汁の献立でした。
 ポカポカお天気、青空の下でおいしく頂けるなんてとてもしあわせと感じられた一日でした。

秋まつり 18臼!!

 震災後、2年ぶりのもち米の収穫があり、もちつきができた事うれしく思います。
天候にも恵まれ、おじいちゃんおばあちゃんから もちの搗き方、もちの捏ね方を伝授して頂きました。
又、実行委員の方々、何度もの会議、打ち合わせ、そして準備等大変だったと思います。子供達のために本当にありがとうございました。

クリスマス会! 21日です。

今年も楽しみなクリスマス会が予定されています。
同日に古着バサーも行われますのでよろしくお願いいします。

『子育て』に思うこと

 すずめ:W母

 普段より到着するのが遅くなってしまい、お友だちは皆、外で遊び始めていました。
輪の中に中々入ることが出来ず、しばらく母に抱かれていました。木の実や泥に囲まれ笑顔を見せてもらった彼は、絵を見ながら懇談を行いました。その中で育児で大事にしている事を話す時間がありました。
 私は、昨年のひよこ組の時に大田さんの「かすかな光へ」と題された映画を見ました。終戦後の女性は勉学より家事手伝いが重視されていた時代、一人の少女が学びたいと願い、反対する父親と話し合いを重ね自己主張するエピソードと、その少女にそう思わせた大田さんの教え、何度も繰り返された「皆、違っていい」と言うフレーズが心に残りました。
 今まで子どもを本当に大切にして来たのか、この気持ちを親の都合で無視し、誘導していた事を反省し、まだよちよち歩きの子にも人権はあるのだ。と思い、本当の「大切に育てる」という意味のヒントを与えてもらいました。日々悩みは尽きませんが、この映画を見たことで「答えは子どもが持っている」と感じています。
 映画を見ながら様々な思いが巡り、涙を堪えるのに必死でした。母に勉強する時間をくれた子どもに「ありがとう」と心から思い、我が子を抱きしめたいと思ったことを覚えています。

 

12月の日程

2日(月) 3才M
4日(水) お弁当の日
      年長 白鳥見学、好間交流リズム
5日(木) 歯科検診
6日(金) 運・協
9日(日) 5才M
10日(火) 眼科検診
11日(水) 内科検診、交通教室、4才M
12日(木) 2才M
14日(土) 学期末職員会議(絵をみて)
16日(月) 1才M
16日~17日 給食部会(錦)
19日(水) 防・訓(消防立ち会い)
21日(土) クリスマス会(父母)
24日(日) クリスマス会(園)
26日(木) 森は生きている観測

1月の予定

3日(金) 年始休み
16日~18日 年長スキー合宿