子育てに科学とロマンを

271号 28年7月4日発行

初夏
梅雨明けが待ちどおしい子どもたち、お父さん方の御協力でプールの準備もできていますが、なかなかプール日和となりません。
 先月(6/26~6/25)岡山県から樹木医の松浦さんが今年も支援で植木等の手入れを手居て頂きました。震災後、毎年こうしてさくらんぼ保育園を忘れないでいて下さることに感謝です。

 先日、国立病院機構仙台医療センター小児科元部長、現非常勤医師 田澤 雄作先生のお話を聞く機会がありました。「メディアにむしばまれる子どもたち~小児科医からのメッセージ~」と題し、生まれて間もない赤チャンは授乳時に母親の目を見ている、ところが近年、母親はスマホに見入っている光景を良く見かける。これを“ながら授乳”(65%~90%)というそうです。この時に大事な“まなざし”が生まれ、“自分が愛されている”という“愛着”基本的な自尊心が育つ、大切な時期である。(自園でも泣かない、笑わない、視線が合わない赤チャンが増えています)そして映像メディア漬け(テレビ、ゲーム、スマホ)の子どもたちはまなざしの希薄化、親子、家族、人間の絆の問題となっていく。

過剰な映像メディアとの接触で子どもたちは年れい相応の脳(こころ)の発達が遅れたまま育つため人間の子どもが人間の大人になれないままで思春期を迎え「ニート」「現代型うつ病」の問題に直面する、又 睡眠や休息の不足となり「慢性疲労」(披露50%、肩こり25%、頭痛・めまい12%)の症状を訴えている。
この大切な乳幼児期、現実体験をすることにより人間の心、脳の土台づくりです。脳(前頭葉)笑顔、考える、想像する、我慢する、言語の理解の部分が育たない(後頭葉)視覚、ゲーム、テレビを見ている。
今だからこそ、レジリエンス(心の回復力)育て直し環境を整えてあげること、人間の成長に大切なものとは? 子どもにとって何が大切か、本物の世界で生きる、自然や人間との直接的なコミュニケーションの中で「感動する」体験である。笑顔があふれる温かい言葉の世界、「おはよう」と話しかけたら笑顔で「おはよう」と返される幸せは大きな感動であり真のコミュニケーションの力である。
  我々大人に求められているのは、次世代の健全な育成を図ること、そのためには「子どもの権利」を守ることであるという大切なメッセージを頂きました。

お知らせ

◎バザー御苦労様でした。たこ焼きに使われた真ダコは寄付していただきました。
◎先月のぎょう虫、尿検査は全員異常ありませんでした。

親子で楽しんじゃおう! JIBO&AKIおひねりライブ

7/29(金) pm6:00~
いわき・さくらんぼ保育園ホールにて

オリジナルからJAZZ、世界の音楽から動揺まで温かく時に力強く歌い上げる女性シンガーJIBO、寄り添うような音色のギターを奏でるのはAKI。
さてさてどんな曲が飛び出すやら…楽しみ、楽しみ!!

お父さん、お母さんも、おじいちゃん、おばあちゃんも
そしてそして子どもたちも、みんなで楽しんで下さいね。

 

7月の予定

1日(金) 0才M、運・協
2日(土) バザーの準備
3日(日) 大バザー
4日(月) 5才M
6日(水) お弁当の日
7日(木) 4才M
8日(金) 3才M、合宿報告会(年長)
11日(月) 2才M
13日(水)~15日(金) 年長合宿(西会津) 夏まつり実行委員会
18日(日)~19日(月) カレンダー会議
25日(月) 新人研修
26日(火)~27日(水) 主任部会(くるみの木保育園)
29日(金) 0才M、ミニコンサート(P.M6:00~)
30日(土) クリーンデー(とんび)

エミール学習会
20日(水) P.M 1:00~
22日(金) 新人1:30~
25日(月) P.M6:30~

8月の予定

12日(金) 協力保育(給食)
13日(土)  〃  (弁当)
15日(月)  〃  (弁当)
16日(火) お弁当の日
20日(土) なつまつり
30日(火)~31日(水) 0才児部会(さくらんぼ)